眠りの街のアラフォー、酒を飲む
眠い。
自分が過眠じゃないかと疑うようになったのは比較的最近なのだが、とにかく午前中は四六時中眠い。
会社勤めをしているときはどうだったかといえば、オフィスにいて特段急ぎの仕事がないときのあの尋常ではない眠気を思い出す。会議どころか打ち合わせ中にもよく意識を飛ばしていた。今思えばあれって普通じゃなかったのかもしれぬ。
そういえばオケの練習中に意識が飛んだこともある。「よく無意識で譜面めくれたね」と謎の褒められ方をされた。もちろん、苦言を呈されたこともある。申し訳ないとは思ったのだが、自分でも制御できずに意識が飛んでしまうので困る。
となぜ書いているかといえば、今日朝、7:30に起きたのに気がついたら眠りこけていて昼だったから。別に寝不足ではないはずだが、何故こんなに眠いのか。
願わくばずっと眠っていたいのだが、なるべく生活のリズムを崩すなかれ、とは主治医もカウンセラーも繰り返し言うところである。それができれば苦労しないんですが、と思いつつ、わたしは医者に大変従順な性格なので、起きて昼を食べて散歩する。
図書館で借りた本の返却期限が明後日だったので読み切る。読み切る、というより、既に2週間貸出延長申請をした挙句にようやく今日読み始めるという体たらくである。先延ばし癖万歳。〆切というのは大事である。
夜は久しぶりの友人と飲む。飲み過ぎる。飲み過ぎた。部屋が暑くて冬なのにモヒートを飲んでいた。しかし楽しい。飲み会は楽しい。
明日はちゃんと朝起きられるだろうか。多分無理だな。
(今日読んだ本)
殺人鬼ゾディアック――犯罪史上最悪の猟奇事件、その隠された真実 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-3)
- 作者:ゲーリー・L・スチュワート,スーザン・ムスタファ
- 出版社/メーカー: 亜紀書房
- 発売日: 2015/08/26
- メディア: 単行本
特に他の日と変わりもなく
2020年。明けた。
久しぶりに年末の紅白を一切観ることなく、テレビ東京の東急ジルベスターコンサートで年越し。今年のカウントダウンは「木星」。いや抜粋は趣味じゃないの...とかもう言えない。何を隠そう私だってオケでは木星の抜粋しか弾いたことがないのである。
2018-19のカウントダウンのときのような荒技は使えないので(山田和樹せんせいは「あれはちょっと早く終わっちゃって」と普通に言っていたが、公式見解は「予定どおり!」だったはずである...)、ちょっとドキドキしたがばっちり決まってよかった。沖澤のどか先生の指揮もさすが感があり最高。あんな風にフィガロを弾けるテクニックが欲しい。
そしてまあ元日なので色々考えるわけではあるが。
最近ようやく気づいたのだが、ここで「やるぞー」と決めて、それができないとずるずると堕落というやつが自分の主な人生だったな、という感じがする。我ながら学ばないな...という気持ちしかない。
今年は「自由に、しかし控え目に、そして地道に、かつ慎重に」みたいな生き方でいきたい。
昨年は色々あった。いちばん大きかったのは障害者手帳を手にしたことで、それでもなんだかASD/ADHDなんです、と説明するのは難しいなと感じる。 さまざま過ぎて語れないしな。
とりあえず過集中がたたっているのか、近頃過眠が酷いので、睡眠外来に派遣された。過眠は本当になんとかしたい。今も実はものすごく眠い。8時間寝ているのに。
とにかく、「今のままではフルタイムでオフィスで働くの絶対無理、だからってフリーランスはもっと厳しい」みたいな状況になっており、厳しいものがあるが、なんとかやっていきたい。昨年はここから最終的に逃避してしまった感がある。まあ来年でいいよね!的な。
そして来年は今年になってしまった。
今日は何をするか悩んだ挙句、映画初めをした。実は今日は1月1日だからファースト・デイで安いのだが、そもそもミニシアターの類は休みだし、と思って特別先行上映中の「パラサイト 半地下の家族」を観に行ったら割引なかった。特別上映の罠。
帰ったら届いていた年賀状をチェック。すみませんまだ書いてません。これからデザインを決めて書く。例年こんな感じで、来た年賀状に返しますパターンが続いている。そもそも殆ど年賀状のやり取りをする人もいないんだよなあ、なんて。
今年もよろしくお願いいたします。
(今日観た映画)
38歳になった
表題のとおりなのだが、もう8か月前くらいに何かのアンケートで思いっきり年齢を「38」と書いてしまったのもあって全然誕生日感がない。まあもうそんなにめでたくもない年齢でもあるし。
立派なアラフォーになったんだけれど、個人的には30も40もあんまり変わらないなというか、本当は変わっていないといけない時期に半ば引きこもってしまったので高等遊民(ニートを言い換えているだけともいう)アラフォーが誕生してしまったなあ、という感じである。本を読んで楽器を弾いて、映画を観て時々歌って、ニュースを見ればそれでいい。これがまたマネタイズ可能な趣味だったら良かったのにと思わないこともない。
昔プロのアーティストさんに「カラオケ講師でやっていけば?」と冗談のように言われたことがあるけれども、致命的なことに私はピアノが弾けない。いやボーカルトレーニングでピアノ弾けない先生は拙いのではないかと思う。子どものとき「両手で別のことができるわけない」とピアノを習うのを拒否した自分を責めるしかない。
それにしたって何か教えるのは難しくて、自分がやっていることを言語化した上で他者に教えるのはハードルが高い。因幡の白兎とか「エイッてやってバーン」とかになってしまう。歌うのは好きだけど歌い方を教えるのはまた別の話だ。ということが分かってない人事ってあるよねって偶に思う。プレイとマネジメントとコーチングって別物じゃんね。すみません完全に話が逸れた。
強引に話を戻すと、お金を稼ぐ技術として校正の学校に通ったし、講師に褒めて貰えたのは嬉しかったので仕事にしたいと思いつつも、世間の社会人の半分くらいしか活動できないのでこちらも逡巡している。Web記事の誤字脱字が気になってしかたないので直したいのだが。それでお金貰えたらいいのにね、と思いながら行動しない高等遊民。
これでは38歳の愚痴にしかならないが、昨年よりは何かやってる感があるのはいいのかもしれない。
世の中色々なひとが居ていいと頭では分かっているけれど、この社会はシビアだし、なんとなくそれが許されない状況みたいなのがあって、そういうのがなくなったら良いのになとは思う。くたばれ生産性。
最後にほしい物リストを貼って終わりにします。本しか入れてない。Kindle本をプレゼントして貰えたらいいのになと思う日々である。Amazonさんよろしくお願いします。
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(最近読んだ本)
(直近で観た映画)
今日のバースデーケーキ代わり。
誕生日だから甘いものも許されるかなと思ったしおいしいけど胃にくる年齢 #coldstone #icecream
積み過ぎた秋
積読も溜まっているが積映画も大変なことになってきた。
9月に全然映画を観なかったせいだ。帰省だの演奏会後の脱力だのでまったく映画館に行けなかった。そして気がつくと終わっているし新作が目白押しでくる。映画に追われる生活。よろしくない。
割り切ってもういいかという映画はスルーして新作に舵を切る。
という訳で昨日は「ジョーカー」を観た。
こっちは混んでなかろうと思って平日のサービスデー以外の(まあ会員サービスデーではあったが)昼間に行ったのに、満席に近い入りであった。凄いなジョーカー。ヴェネツィアの金獅子賞が効いたのか。宣伝か。ジョーカーの名はでかいのか。
感想はFilmarksに書いたのをご覧頂くとして、今年の映画の中でも最高峰だろう。ホアキン・フェニックスがアカデミー主演男優賞にノミネートされるのは間違いあるまい。キャリアハイの演技と言ってもいいのではないか。元々三大国際映画祭のうち、ヴェネツィアとカンヌで男優賞を獲得している演技派だが、ここで一気にアカデミー主演男優賞くるかもな...。
若いカップルが結構観に来ていたが、観賞後に何話すのか気になってしかたない。
積読も大変なことになっている。そもそも創竜伝の新刊と十二国記の新刊が同じ時期に出るというのがアレなのだ。どちらも既刊を読み直さないといけないが、創竜伝は如何せん既刊が手に入りづらいのだ。十二国記は手には入るが新刊までに読み切るのは無理なので、諦めた。
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なぜか創竜伝のamazonリンクがうまく貼れない。まあいいや。感想だけ。
ついでに講談社ノベルスは創竜伝の他の新刊が有栖川有栖と麻見和史というラインナップでそれはそれで垂涎である。ドラマ化するから新作を出してきたな...。有栖川有栖は読破したが麻見和史は文庫化までお預けである。なぜなら既刊は全部文庫の電子書籍で揃えているからだ。こういうどうでもいい拘りがよくない点だ。
- 作者: 有栖川有栖
- 出版社/メーカー: 講談社
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とりあえず今月の積読最高峰の阿部和重「オーガ(ニ)ズム」に着手した。長い。「ピストルズ」よりも長い気がする。神町サーガの読破が当面の目標である。
- 作者: 阿部和重
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なんだか宿題をため込んだ夏休み後半の小学生のようだ...
<その他最近読んだ本>
- 作者: 法月綸太郎
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歯の痛みの原因は何
1年前に書いたブログを振り返ってみませんか? とはてなから有難迷惑なメールが届いた。
昨年の10/1に何を書いていたかといえば、「書くことがない」だった。正直者め。
まあ今も特段書くこともないし、日記も1ヶ月半で力尽きたし、やっぱり私にはものを書くのは向いていないのである。
しかしまあ折角だし歯痛の話でもしようと思う。
いつ頃からだろうか、多分半年以上前だったと思うが、右上の奥歯が鈍く痛み出した。
これが耐えられなければ歯医者に行くのだが、微妙に耐えられるのでしばらく放っておいた。元々割と痛みに対する耐性はあるほうなのだ。
しかしある日、歌舞伎町のTOHOシネマズ新宿で映画をみたあとにかむくらで小チャーシュー煮卵ラーメンを食べていたら、歯が激烈に痛みだ出した。
これはいけない。ラーメンの食べられない人生なんてあり得ない。かむくらのラーメンを食べておいしさ以外で泣くなんて...よくわからない思いが駆け巡り、翌日歯医者の予約を取った。
病弱に生まれたので大抵の医者に抵抗はないのだが、歯医者だけはあまり得意ではない。あの削られる感覚がどうにも慣れないのだ。注射なら一瞬で済むが、歯を削るのは一種の工事である。割と長時間、歯と心が削られる。
最初は知覚過敏じゃないでしょうか、という診断であった。虫歯はなかったのでまあ妥当な診断なのかもしれない。
しかし知覚過敏の薬を塗っても全く痛みは治らなかった。
それでもあんまりしょっちゅう歯医者に行くのは嫌だ。幸いなことにかむくらでも痛みをピークとして、また曖昧な痛みに戻ったので若干放置していた。
しかしついに、先週の金曜日辺りから痛みが耐え難くなってきた。奥歯で工事が行なわれているような痛み。常にがんがんハンマーで叩かれているような痛み。そして歯を噛み合わせると飛び上がる程の痛み。
まず食べものを食べるのに苦労が生じる。右側で噛むと歯を噛み合わせた瞬間に飛び上がってしまうので、左側でそっと噛む。しかし痛い。
結局、月曜になるとinゼリーしか食えない人になってしまった。
こうなるともう歯医者が嫌とか言っている場合ではないので、泣きながら予約を取って駆け込む。医師も困った顔をしている。申し訳ない。しかしこの痛みを止めてくれ。
歯を叩かれたりレントゲンを撮ったりした結果、歯ぎしりのし過ぎで歯が傷んでいるとのことであった。確かに何かあると歯を食い縛る癖がある。しかしそれで歯がここまで傷むのか。下手すると歯にヒビが入っているかもしれないらしい。そうなったら抜歯だ。
抜歯だけは避けたい。既にもう虫歯で一本抜いているのである。総入れ歯へのカウントダウンが始まってしまう。
とりあえず噛み合わせを調整して、痛み止めにロキソニンを出された。鎮痛剤は家にあったアセトアミノフェンを飲んでいたのだが、弱すぎると一刀両断された。そうだよね。知ってた。
今も歯は痛い。しかし飯は食べられるようになった。ただいつまでもロキソニン飲んでるわけにもいかないので困ったものである。
ちなみに歯痛は虫歯や歯周病以外にも起こり、非歯原性歯痛というのがあるそうだ。下記リンクを見ると実に様々な原因で歯痛が起こるのが分かる。精神的な要因の歯痛とかもあるらしい。人体は不思議である...。
ひたすら歯痛の話を書いてしまった。あまり教訓はないが、歯が痛かったらすぐ歯医者、歯痛に効くのはロキソニン。といったところであろうか...。でもロキソニンて買いにくいよね...と思ったらAmazonにあった。マジか。
【第1類医薬品】ロキソニンSプレミアム 24錠 ※セルフメディケーション税制対象商品
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[今日観た映画]
2019/06/14
7:30起床。
色々がんばった日だった。しかし体調は微妙だ。
明日は演奏会だ。起きられるかどうかがいちばん不安だ。
一度、演奏会当日、集合の時間に目覚めたことがある。真っ白になった。あれ以来派手な寝坊はしていない筈だが、はてさて。
なんというか、会場に着けば、あとは全力で弾くだけだ。緊張を感じないわけではないけれど、年々舞台上で冷静になっている自分がいる。いいことなのだろうか。わからない。
とりあえず、ちゃんと寝よう。そして起きよう。
2019/06/13
8:30起床。
まともに活動した。色々やった。
また2時間ドラマ再放送の最後だけ見てしまった。宮部みゆきの「魔術はささやく」。
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キャラクター相関の改変についていけず。まあ...そうか...うん...。しかし脚本渡辺千穂、演出古厩智之は豪華だな...
SMTの期限切れ間近のポイントがあったので映画も観た。「町田くんの世界」。感想は下に貼っときます。
原作は少女漫画なのだが読んだことがない。私の少女漫画といえば「星の瞳のシルエット」「ポニーテール白書」「ハンサムな彼女」辺りで止まっている。若干世代がおかしいが。
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ジーンズが緩くなってきたので買う。普通に2サイズ落ちている。本人は体重が減っている実感はあまりない。体重計に乗っても半信半疑だ。だがしかし服のサイズが下がったのは喜ばしいことだ。ユニクロのジーンズはなんだか形が微妙な気がするがまあ良いか...スキニーもウルトラストレッチしかないし...。 やるべきことが多過ぎて、段々無理が来ている。おかしいなあ。なんかどこかで休まないとなあ。いや休んでいるはずなのに。さっぱり心が安らがない。マインドフルネスへの道は遠い。