制御するのは難しい
今日も医者。
その前にちょっと歩くことにした。「気を逸らすもの」の一環である。
ウォーキングっぽく、なるべく早足で歩いてみたら少し元気が出た。
しかしこれも「歩かなきゃ」といきなり思うところが強迫観念的で、やっぱり調子がおかしいのだなあと思う。
前も毎日一万歩以上歩かねばとなぜか思い、無理やりやっていた。思えばあれも強迫観念に近い。
ちゃんとしなきゃ、不安を解消しなきゃ、気を逸らさなきゃ、ああ全部強迫観念に思えてきた。なんなのもう。
医者に話してもそれがちゃんと表現できているか分からないし、難しい。
書いていると少し自分を整理できる。書くのは今まで嫌いだったし、ブログには役立つことを書かねばと気負ってきたのを捨てたのが大きいのかもしれない。しかし「毎日書かなきゃ」とならないように気をつけねば。既になりつつある。
読書もなかなか集中できない。いまはGAFAの本読んでいるがなかなか進まない。やはり実用書だとスピード落ちるなあ。
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気を逸らすもの
昨日に引き続き医者通いである。泣ける。神経症的不安が体調不良を生み出している感じ。よく眠れないし。悪循環というやつだこれは。
ずっとどんよりとしていたので、午後はジンジャーの効いたチャイを飲みながら読書をした。だいぶ前から積読していた「羊と鋼の森」。集中して読めたし気分転換になった。
- 作者: 宮下奈都
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気持ちの切り替えというか、放っておくとひたすらに不安に囚われてしまうので、気を逸らすものは重要だなと思った。もちろん根本にあるこの不安感はどうにかして解決すべきなんだけど、自分一人でどうにかなるものでもない。対処療法といえばそれまでではあるが、何もないよりは多分ましだ。
明日も病院。来週から学校が始まる。そろそろペースを戻したいところである。
好きな作家の歴史を辿る
お題という便利な機能があるのか。
そして好きな作家。
初めて著作を複数読んだのはもはやレーベルもなくなってしまったティーンズハートの折原みとだった。初めて読んだのは「時の輝き」だったと思う。「アナトゥール星伝」も途中までだけど読んだ。
彼女の作品を読んでて思ったのは、すごく真面目な人なんだなあということ。なんというか、ふわっとした恋愛ものじゃない地平を拓こうと奮闘していた感じがする。
- 作者: 折原みと
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アナトゥール星伝 金の砂漠王 (講談社X文庫ホワイトハート)
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Kindle版で読めるのか。読み返そうか。
中学生くらいの時は吉本ばななにはまっていた。高校の推薦入試面接の待ち時間に出たばかりの文庫版「アムリタ」を読み耽って面接のときも吉本ばななワールドにいたのは懐かしい思い出である。
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大学時代は急速に本格ミステリに耽溺した。有栖川有栖の「朱色の研究」がきっかけで火村シリーズにはまり、次々と読んだ。北村薫の「円紫師匠と私」のシリーズも大好きだ。
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「アムリタ」の影響で「哲学者の密室」を読みたい一心で笠井潔の矢吹駆シリーズに手を出したのもこの頃だ。
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大学院生か社会人にかけてはまったのは阿部和重と保坂和志。阿部和重が芥川賞獲ったときすごい勢いで彼のインタビューやら対談やらが載る文芸誌を買い漁った。あの頃の私には熱量があった。
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阿部和重は高校時代に「インディヴィジュアル・プロジェクション」を図書室で借りて、わけわからんけどすごいとなって、その後「ニッポニアニッポン」「シンセミア」で「再会」した。
保坂和志は「カンバセイション・ピース」を最初読んだ時は投げたくなったが、その後何度も読み返している。
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ここからの私は社会人だしビジネス書とかも読もうかな、となったり、ベストセラー読んでみる派になったりして、好きな作家を読むより乱読系人間になった。
こうして振り返ると懐かしいものがある。折原みとから吉本ばななへの流れとか、ミステリへの傾倒とか、純文学への憧れ的なものとか。
昔は虚心坦懐に読んでたな、と思う。なんというか、勝手にしがらみや目的を増やして読書が減っていった。確実にSNSの影響もある。
今年はもっと素直に本を読みたいものである。
主体性
歯医者に定期検診に行ったら経過観察だった虫歯を遂に治療すると宣告された。
いやまあいいけど。いいけどさあ。また医者に通わなければならないのか。憂うつである。
ついでに歯ぎしりを指摘された。確かに無意識によく歯を噛み締めていた。あまりよくない。どうもストレスからだと思うのだが。ストレスというのはなかなか難しいものである。
今日は久しぶりに髪も切った。美容院というところはコミュ障が行くと結構厳しいときがある。皆さん美容院で会話してますか。そもそも「どうしますか?」って聞かれて明快に答えられますか。私は無理です。
まあそれだけじゃなくてあんまり自分の判断を信用してないので、プロに任せたいときがあるのである。歌もそうで、課題曲を先生に任せきっている生徒は私くらいではなかろうか。歌いたい歌がないわけでもないが、どうもその方が良い感じになるというか。これやりたいですって言いづらいっていうか。
書いてて思ったが主体性のなさがすごいな、自分...。主体性というか、自信のなさが強烈である。自分で選ぶと間違えそうな感じがあって怖いという。
しかしそんな感じでは大事な決断ができないのではないか。という気もするし、決めてもらうというのもひとつの決断だという言い訳じみた解も頭に浮かぶ。
ひとつ言えるのは結構ストレスフルだということだ。憂うつだ。早くこの憂うつを解消したい。
無題
無題というのは適切なタイトルが思いつかないということです。すみません。
今日出かける時にKindleを忘れてきたので、iPhone XSのKindleアプリで「お金2.0」を読んでいたがなかなか進まない。アプリの所為か精神状態の所為かはたまた面白くないのか、内容が入ってこない。まあ中々実用書の類は熱中ができない。難しい。 Prime Readingでいくつかダウンロードしてきたが読めるのだろうか。
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
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心配性の方は相変わらずというか調子が全然良くないので参ってしまう。明日からは正月気分も(そんなもの最早ないが)抜けて普通の日々に戻っていくのだから、それで何か変わるといいなあと真剣に考えている。とりあえずマインドフルネスの本を読もうと思った。大分前に買ったまま積読であった。
どうでもいいがCDがついている本で、私はCDがついている本が苦手なのだ。音声ダウンロードにしてほしい。CDプレイヤーもう家にないし、CD付きの本のCDって剥がしにくくないですか。あれいつも心折れるんだよなあ…。
本当にどうでもいいことだけど。
心配性の果てに
年明けは元気だったのだが、急速に心配性が極限まできてて自分でも若干やばくなっていると感じる年初である。
世界の全ての物事が自分を不安にさせるというか、「何かあったらどうしよう」「こうなってたらどうしよう」みたいなことばかり毎日考えて、しかもその対象がころころ変わる。
明らかに心の調子が崩れているんだけれども、年始ということもありどうにもできず悶々としているというか。
割と明るくスタートできたと元日には思ったものだが、なかなかどうして一筋縄ではいかないものである。参ったなあ。
まあ年初の通院で医者と話し合いをせねばならない。今のこの状況がなんなのか。全般性不安障害というやつだろうか。なんかそれとも違う気がするし強迫性障害とも若干違うような。
どうでもいいがこうやって病名だけ覚えていくのもなんだか悲しいものがあるな、と思う。
今こそ投げてしまっていたマインドフルネスに手をつけるべき時な気もするが、マインドフルネス、書籍調べると多すぎてなるほどわからんみたいになる。あそこから適切な本を選んでくるの、至難の業ではないか。と思ったり。
2019年になった
2019年になった。ブレードランナーの年だ。
2018年の大晦日といえば、年越しそばは昼に食べ、夜はちょこちょこと食べて寝室に籠り紅白をラジオで聴いていた。映像で見るものを音声だけで聴くというのはなかなか新鮮な体験だった。要所要所でアナウンサーが実況を入れてくれる。けん玉の様子とか。
しかし諸事情があり星野源と米津玄師とMISIAとサザンオールスターズだけTVで見た。桑田さんとユーミンが肩抱き合って歌う様は平成の終わりというより昭和の名残を感じた。さすが昭和長かったからなあ。
そのあと東急ジルベスターを見た。最後15秒のフェルマータは思わず笑ってしまったがあれ大変だっただろうな。お疲れ様でした。ジルベスター見てて初めて本気でドキドキした。
なんというか特に盛り上がりもない年越しではあるが、むやみに今年からがんばるぞ!と区切ると絶対途中でうまくいかない時挫折するのであまり気負わないことにした。実際まだ年越してない国いっぱいあるし。今日も人生の中の1日に過ぎないのだ。
と思いつつだらだら文章を書いているのは諸事情で眠れないからではあるが、そもそもブログはこういう駄文を書けばいいのだな。となんとなく悟った今日この頃である。
今年もよろしくお願いいたします。