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ただの日記。たぶん。

面白南極料理人-抱腹絶倒、美味礼讃

面白南極料理人 (新潮文庫)

面白南極料理人 (新潮文庫)

映画「南極料理人」原作。
新潟ではワーナーマイカルシネマズ新潟で上映中です。
読むと、堺雅人が主役でいいのか!とちょっと思います。。写真を見ると皆熊のような(失礼)容貌でして…。堺雅人じゃスマートすぎる気が…。
舞台は南極ドーム基地、ウィルスさえも生存の許されない極寒の地。
そこで著者たち9名が過ごした1年を料理絡めて書くわけですが、やたら出てくる料理がうまそう。南極で松坂牛とか、フォアグラとか、蟹づくしとか。空腹時に読まない方が良いです。

かなり文章力が高いなぁ、と思わせる豪快な筆致でぐいぐい進んでいく南極生活にはまってしまいました。南極でソフトボールとか露天風呂とかやってしまう、隊員の皆さまはある意味非常に子どもっぽい。

そしてさりげなくチーム論やらコミュニケーションの秘訣やらがさらっと入ります。
コミュニケーションの一環としてやたら宴会をやるところとかは参考にできるような。