大腸内視鏡検査を受ける
ライブと発表会を2日連続でこなした後の大腸内視鏡検査。
この日程、今から考えると無謀でしかないが、もう終わってしまったものは仕方がない。
大腸内視鏡検査、受けたことありますか?
健康診断で便潜血が陽性になると要精密検査と言われる。大腸内視鏡検査だろうなと思ってググると散々脅される。恐怖だ。不安症状態のときに不用意にググってはいけない。
「鎮静剤で痛くない」という病院に行き、予約を取る。その時事前に飲む下剤を渡される。
2、3日前から野菜などの繊維質のものは食べないように言われる。これが意外と大変で、食べられるものが大幅に制限される。
検査食もあるようだが、幸か不幸か3日前にあたる金曜日に力尽きて布団から出られず、殆ど食事をしなかった。
土曜日はライブとオケ練で、時間がなさすぎておにぎり一個ずつ。
日曜日はチェロの発表会。お昼は魚定食(半分も食べられず)、夜はお粥(これも半分しか食べられず)。食べないと食べられなくなっていくのを実感する。
日曜日の20:00から絶食で、21:00に下剤を飲む。
こんな時間に下剤を飲んだら夜中大変なのでは...と思いつつ、寝ようとするが不安と緊張で眠れない。
そのうち下剤の効果が覿面に出て、寝ているどころではなくなり、明け方うとうとしているとアラームが鳴る。
7:00から腸内洗浄液(モビプレップ)を作って飲まなければならない。
水を入れて薬剤を溶かすがなかなか溶けない。必死で振る。腕が痛い。
ようやく溶けきったその液体を1時間かけて1リットル飲む。
まずい。
モビプレップ の評判をググるとまずいしか出てこないので覚悟はしていたが本当にまずかった。こんなの1リットルも飲むの苦行でしかない。
1時間を過ぎても1リットル飲めず格闘していると、突然便意が襲ってくる。
そこから1時間、ひたすらにトイレとお友だち。しかし食べたものが少なかったのか予想外に早く効果が出たので、モビプレップ は1リットル以上飲まなくてよくなった。万歳。
お昼に病院に赴き検査着(お尻に穴が開いているやつだ)に着替え、点滴されて鎮静剤を入れられる。
検査自体は全く痛みらしい痛みもなく(ガスが入るのでお腹の張りはすごく、違和感はあったが)終わったが、ポリープがひとつ見つかって切除される。これも痛みはない。
検査後は1時間くらい安静にさせられ、結果説明で終わり。
3日間は消化に良いものを食べろと言われる。お粥うどんおじや。私お粥苦手なんだよな...と思いながら帰宅。
食欲が全くない。普段の1/3くらいしか食べられない。安静にしているせいもあってそこまでお腹も空かないし。
よく考えたらポリープ切除って手術だもんな、と思う。
安静にしている間にタスクがどんどん溜まっていくが、不測の事態が起こるよりはマシと思い寝ていることにする。
10年程前に卵巣のう腫を取った時は術後の痛みで七転八倒だった。それを思えば全く平和である。
10日後には結果を聞きに行かなければならない。それはそれで不安である。