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ただの日記。たぶん。

弾く

昨日はオーケストラ練習初め。この1週間精神的にダメ過ぎて楽器にまでまったく手が回らず、撃沈であった。

正直言って技術は楽器を長年やっている割に足りない感じが強いので、オーケストラだったらいかにそこに馴染むかということは結構考えて弾いている。しかしそこまで考えられるにはどう考えてもそれなりに楽譜を読み込んでいくことが必要で、その山を登る前のトレーニングみたいな練習が全然足りていない。

くよくよ不安の種ばかり集めてストレスを溜め込んでいる場合ではないのだが。

今日は室内楽の練習。これは数をこなしている筈なのだが、いまだに楽譜を必死に読んでいる自分を感じる。なんというか「弾く」を超えたところにいきたいのに足踏みである。

どこもかしこも足踏みばかりではないか。

昔よく感じたのは「私は楽器を弾いていていいのだろうか」ということだった。楽器を弾くに足る程の努力もせず、周りは皆すごく弾けて、自分は駄目、でも努力するのはしんどいというか方法がわかっていない。

今もあんまり変わっていないなとは思う。思えば心のどこかで「誰よりも弾けてないのでは」という不安を抱えている。誰とか比べるのがまず間違っている気がするが、ふと比較してしまう。

趣味でも不安の種を作る奴、面倒だなと書きながら思った。

でも楽器を弾くのは多分やめない。楽器は私にとっては大切なものだ。この数年でようやく楽器と向き合い始めた気がする。始めて20年以上にして。

 


まだ不安感は治らない。

楽器についてこんなに書いていてもどこか上の空だ。

でもまあそういう記録ということにしておく。